中学数学で点数アップをするには、計算ミスやケアレスミスをなくすことが第一です。
分からない問題を正解できるようにするのも、とても大切なことです。
しかし、正解できていたはずの問題をしっかり得点源にするほうが、簡単なはずですよね。
こおでは、計算ミス・ケアレスミスを減らすためのコツやテクニックを見ていきましょう。
問題文や式をよく読む
問題文を読み間違えていては、ケアレスミスが起きてしまうのも当然です。
そのため、まずは与えられた式や文章をしっかりと読んでから計算を始めることが大切です。
また、答えがどの単位で求められているのかも確認しましょう。
ミスが減らない人は、問題文を2回読むようにしたり、問題を解く前に自分で問題文や式を書き写したりしてみることをおすすめします。
数字や文字を丁寧に書く
自分で書いた文字が汚くて、自分で読み間違えてしまったということはありませんか?
そんな時は、数字や文字を丁寧に書くことで、見間違いや書き間違いを防ぐことができます。
また、分数の計算では、約分の時に引く線を見やすくすることで、消し間違いのケアレスミスが減らせます。
数字の上下や左右の位置がずれてしまうこともあるので、他の紙や定規をあてて書くのもおすすめです。
落ち着いた気持ちで解く
焦って問題を解こうとすると、計算ミスやケアレスミスをする可能性が高まります。
落ち着いた気持ちで計算したり、時間をかけてゆっくりと問題を解いたりすることで、ミスを減らすことができます。
また、テスト中の話ではありませんが、普段の勉強時間においても、集中力を保つために、休憩を取ったり、運動を挟んだりすると効果的です。
計算の手順を確認する
計算の手順を確認することで、計算の途中で迷うことが減り、ミスも減らすことにつながります。
手順を確認するには、計算式や問題文を見直したり、自分で書き出してみたりする方法があります。
また、計算をする前の冷静な状態で、間違えやすいポイントを自分に問いかけてみることも有効です。
例えば、「分母は同じ?」「答えは何桁になるはず?」「小数点はどの位置に来る?」などと問いかけることで、手順の間違いを避けることができます。
集中して問題を解く
ケアレスミスを防ぐためには、集中力が必要です。
他事を考えながらしていては、間違えてもしかたありません。
余計な雑念を振り払い、問題にしっかりと向き合うことが大切です。
また、集中力を高めるために、周りの騒音を避けたり、時間を決めて問題に取り組んだりするのもよいでしょう。
練習する
計算ミスやケアレスミスをなくすためには、練習が欠かせません。
繰り返し問題を解いて、正確に計算できるようになることが大切です。
また、間違った問題については、どこが間違っていたのかを分析し、同じミスを繰り返さないようにすることが大切です。
注意力を高める
ケアレスミスを防ぐためには、注意力を高めることが大切です。
そのためには、自分がよく犯すミスを洗い出して、その箇所に注意を向けることが効果的です。
例えば、マイナスの符号をつけ忘れたり、文字を書き間違えたりする場合は、最後にそこを重点的に確認するなどの対策を考えることができます。
問題集やテストで×がついた問題を見返して、どんなミスをしているか、どうすれば同じミスをしないで済むかを振り返る時間を作ってみるとよいでしょう。
紙やノートを活用する
問題を解く時に、紙やノートを活用しましょう。
ちゃんとしたスペースを確保することで、手順が見やすくなり、書き間違いや見間違いを減らすことができます。
また、手書きで書き出してみることで、目で読むだけでは見落としがちな点や、勘違いしやすい点にも気付きやすくなります。
さらに、図や表にしてみたり、図や絵の中に書き込んだりしてみることで、思い違いや簡単なミスを減らすことができます。
解答後に確認する癖をつける
計算や解答を終えたら、それで安心してきってはいませんか?
問題を解いた後は必ず、解答を確認する癖をつけることが大切です。
もう1度解き直したり、解いた手順を見直してみたり、間違えやすいところを確認したり、確かめ算をしたりすることで、ミスは格段に減らせます。
また、解いた後の冷静な気持ちで、あえて問題文や計算式を読み返してみることで、自分が正しく読めていたかどうかを確認するのも効果的です。
中学数学!計算ミス・ケアレスミスをなくす方法のまとめ
中学数学で、計算ミスやケアレスミスをなくすための方法は以上です。
いろいろな方法がありますから、ぜひ子供に合ったものから試してみてください。
中学数学の勉強法として、中学生がつまずくポイント・失敗例や勉強のコツを、こちらのページでまとめて解説しています。
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