健康にプラスの効果がとにかくたくさんある納豆。
今回は、その中の1つ「ビオチン」について。
ビオチンはビタミンの一種で、アレルギー反応が起きた時に体内で発生するヒスタミンを体外に排出する働きがある。
そのため、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚炎の改善に効果があると言われている。
さらに、ビオチンはタンパク質の生成に関連しており、皮膚内の老廃物の排出を促し、皮膚の正常な機能を維持するとも言われている。
成人病の予防や長寿にも良いと言われる納豆だが、皮膚の健康や美容にも好影響があるというのはすごいところだ。
なお、ビオチンと相性が悪いのが、アビジンという卵白に含まれる成分だ。
卵白をそのまま一緒に食べると、ビオチンの吸収を妨げてしまうため、加熱すると悪影響を弱めることができる。
もちろん、卵黄は問題ないし、卵そのものも栄養価の高い食品のため、これはこれで積極的に食べていきたい。