迷惑メールメモ。
結論:アプラスカードを騙るスパムメール。
発信元(差出人):アプラスカード(lwloxyp@aplus.co.jp)
件名:【NETstationAPLUS】カードご利用確認
迷惑メール本文:
アプラスカードをご利用のお客さま 利用いただき、ありがとうございます。 このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。 つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。 お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。 何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。 ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい ▼ご利用確認はこちら 弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、 ▼Aplusログインはこちら =================================== ※お手もとにアプラスカードをご用意ください。 ※お持ちのカードによっては、サービスを利用できない場合があります。 *ご注意ください* 変更のお手続きがない場合、弊社からの重要なお知らせが届かない場合があります。 ◆おしらせメールについて◆ Aplusのおしらせメール配信を「希望する」に設定すると、 各種サービスやキャンペーンなど、おトクな情報をお届けいたします。 =================================== ▼Aplusサービス停止スケジュールのご案内はこちら ●ご案内している内容について、お持ちのカードによっては一部 利用できない場合があります。 =================================== 株式会社アプラス 近畿財務局長 (4) 第00810号 日本貸金業協会会員 第005541号 ※本メールは送信専用です。 お問い合わせは上のURLの、専用フォームよりお願いします。 =================================== 本メールに掲載されているすべての記事、文章等の無断転載を禁止します。 著作権はすべて、株式会社アプラス帰属します。 ===================================
アプラスカードを装ってくる迷惑メール。
カードの利用停止を偽るありきたりの手口だが、本当にカードを持っている人だとぎょっとするかもしれない。
また、文中にも「ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい」と、煽るようなことが書いてある。
詳しくない人がこんなのを見れば、「自分のカードが使えなくなってしまうのでは!?」と焦ってしまったとしても不思議ではない。
しかし、文中のリンクのドメインが全て別物に置き換わっているため、スパムメールだと分かる。
具体的には「www.aplu.co.jp」で終わらず、さらに「.py***p.com」が続いていて、リンクすると見た目は同じでも、全く別のサイトにつながる仕組みだ。
途中に「/」が無いだけで、一見すると正しいアドレスに見えてしまうから要注意。
また、最後には「著作権はすべて、株式会社アプラス帰属します。」などと書かれているが、著作権を侵害したほうが著作権について書くというのは何とも皮肉な話だ。
あわせて、近畿財務局長~などとそれらしいことを書いているが、アプラスのものを勝手に盗用しているだけなため、完全に無視して構わない。
逆に、アプラスのほうからすると本当に迷惑だろうし、訴えれば勝てるだろうが、犯人を特定できない以上はどうしようもないだろう。
こういったスパムメールと、悪意でそれを送る人たちが存在しなくなることを願わずにはいられない。