金縛りとは、寝ている最中、意識があるのに、体が動かなくなる現象。
- 意識はあるのに体を動かせない
- 叫ぼうとしても声を出せない
- 誰かに乗られている感覚
- 体がしめつけられる感覚
- 呼吸ができずに苦しい感覚
- 霊や人が見える
- 「ざわざわ」「じーん」などと聞こえる
- 触られている感覚
古くは西洋で悪魔の仕業とされ、日本だと心霊現象(霊の仕業)と言う人も多い。
科学的には心霊現象ではなく、睡眠麻痺と呼ばれている。
これは、全身の脱力と意識の覚醒が同時に起こった状態のことで、
「脳は起きているのに、体は寝ている状態」
と言ったら分かりやすいかもしれない。
睡眠中の人の脳波などを測定し、レム睡眠の時に起こることが観測されている。
幻聴や幻覚についても、脳がつじつま合わせをするなどの理屈づけをされている。
また、普段運動しない人が激しい運動をした後や、旅行などで環境が変わった時に起こりやすいとことも分かっている。
ただし、全ての金縛りが霊的なものではない・・・とまでは言えそうもない。
科学的に、そういった霊的現象が存在しないことを完全に証明することはそもそも難しく、少なくとも非睡眠中の金縛りはほとんど未解明。
それに、霊的な世界が存在していたほうが、ロマンがあって面白いというのもある(笑)