流れ星は、宇宙空間にある星が落ちたもの・・・では、もちろんない。
中学理科の天体で習うように、星には恒星や惑星がある。
夜空に光っている星のほとんどは恒星。
その周りを回っているのが惑星。
金星や火星は地球からもわりと簡単に見えて、他の星(恒星)とは少し違う動きをしているから分かりやすい。
他にも、主に氷やチリでできている彗星がある。
長く尾を引きながら、惑星とはまた違った軌道で宇宙を飛んでいる。
この彗星の尾の中にあるチリは大きくても数センチ程度のものだが、地球の周りの宇宙空間にもたくさん漂っている。
それらが地球の重力(引力)に惹かれて落ちてくると、大気との摩擦で発光する。
これが多くの流れ星の正体。
また、岩石の破片など、少し大きいものになると、大気との摩擦で明るく発光することもある。
こうした流れ星のうち、一定以上に明るいものを火球とも呼ぶ。(何やら魔法か何かのようでもある)
そして、火球が燃え尽きることなく地上までたどり着くと、隕石と呼ばれることになる。