バナナの色で変わる栄養素

スポンサーリンク

バナナの皮は緑→黄→黒(茶)へと色が変わる。

実はそれに合わせて、バナナの栄養素や、健康にもたらす働きも変わる。

青色のバナナには、レジスタントスターチが多く含まれる。

レジスタントスターチとは、でんぷん質なのに食物繊維のような働きをするというわりと最近になって注目されたもの。

腸内の善玉菌を増やしたり、便を増やしてお通じを改善したりする働きがある。

 

黄色のバナナには、ビタミンB群が豊富に含まれる。

ビタミンB群は疲労回復のビタミンとも言われるが、特に多いのは脂肪の分解や傷の修復を促すビタミンB6。

にきび・肌荒れ・口内炎などに効くサプリメントで有名なチョコラBBの主成分の1つと言えばイメージしやすいかも。

 

ちなみに、スポーツ時の栄養補給や疲労回復などにも良いのもこれ。

ブドウ糖や果糖のバランスが良く、少量でもすぐエネルギー源として利用される。

 

さらに、全治が茶色くなってきて、黒い斑点が出てきた完熟バナナには、リン脂質が含まれる。

リン脂質は白血球の数を増やす働きがあり、免疫力アップに効果があると言われる。

また、胃の粘膜に吸着して、胃酸から胃壁を守る働きもあるため、胃弱や食欲不振の時にも良い。

 

なお、日本人が一番多く食べている果物もバナナだったりする。

1世帯あたりの年間購入数量は18kg程度で、1人あたり8kgを少し下回るくらい。

1世帯で年間180本、1人あたり年間80本は食べている計算になる。

私は多く見積もっても30本いかないくらいだろうから、代わりに50本余分に食べてくれている人がいるかも(笑)

 

タイトルとURLをコピーしました